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服部 哲夫 新理事長
平成15年4月より理事長に就任。
トヨタ自動車勤務。
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日増しに春めいた日差しになり、あまり季節の差のないサンフランシスコ地区といえども、冬とは違った、絶対に後戻りできない潔さで、春の訪れを感じさせる今日この頃です。
私たち2003年度理事会も今月末でその任期を終えることになりました。
またシーズンが始まりますが、プロ野球を例にとっても、日本人選手が大リーグでますます活躍することが期待されるなど、世界に羽ばたくという意味では、本年もより一歩進んだ年であってほしいと思います。当サンフランシスコ日本語補習校も、校歌にありますように、いつか世界の掛け橋になるように子供達が育ってほしいと、そのための学校づくりに努力したいとあらためて思う次第です。
さて昨年1月に当地に赴任しましてから、はや一年と数ヶ月。こちらで目新しかったものは数々ありますが、その1つはフリーウェイ入り口のストップランプです。多分フリーウェイの交通量が多くなるとその混雑程度に従ってタイミングが変わり、赤の時間が長くなって、流入量の規制をしているのだと思います。
交通には元来2つあって1つは近距離交通で、もう1つは通過交通
、つまり中、長距離交通です。この2つをどう調和させるかは、非常に難しいところです。私の住んでいた名古屋市で言えば、夕方になると東名高速道路の名古屋インターから豊田インターまで、距離にして15キロくらいですが、その区間が大渋滞になります。それぞれのインターから帰宅途中であろう車が続々と流入してくるからですが、これにより、例えば大阪から東京への中距離輸送のトラックは、自分に責任のないところで大迷惑となります。
フリーウェイ入口の停止信号はそのためにあり、通過交通のために近距離交通は少し我慢する、あるいは適度な混雑で通過交通も近距離交通も、それぞれ応分の混雑負担をする、ということになっているのではないでしょうか。
ひるがえってみますと、私たち理事会も当面のテーマもさることながら、本来は10年、20年の視点に立った学校運営をテーマとして選定し、検討すべきで、交通に例えると先ほどの中、長距離の通過交通重視、あるいは通過交通と近距離交通の調和を考えて進めていかなくてはと思います。
今、活躍している日本人大リーガーの選手も、目の前のテーマに懸命に取り組みながら、同時に少年時代からの夢という、遠い目標に向けて目をそらさず努力した結果が、現在の成果となって花開いているのでしょう。
私たちの理事会も昨年度から引き継いだ数々のテーマを確実に一歩ずつ前に進めることに努力して参りましたが、ややもするとつい熱心さのあまり、近距離交通の方に目を向ける面があることを自省しつつ、4月からの新しいこの1年、新しい理事会で中・長期のテーマも確実に視野に入れた、新たな取り組みをお願いしたいと思っております。
2004年3月
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