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やまなみ4月号 |
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| 開かれた社会の中で、逞しく 理事長 田中 勉 | |
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田中 勉 理事長
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2002年度の理事長に就任しました田中です。 咸臨丸が初めてたどり着いたサンフランシスコは、日本と最も馴染みの深い街であり、また講和条約締結の舞台ともなりました。シリコンバレーの新しい息吹きを代表するサンノゼ。この新旧を代表する街を背景に、サンフランシスコ日本語補習校は1969年に設立されています。その歴史が意外と新しいのに驚きました。 就任に当たり今一度設立の趣旨、基本理念を振り返って見たいと思います。私の言葉で噛み砕いて見ますと、
1)日本語授業を通じ帰国後日本の社会、学校に適応できるようにする。 とあります。 実に父兄の方々の祈りが凝縮されているように思います。異なった環境の中でも逞しく生き抜いて欲しい。覚悟の出来た大人でもしばしばストレスに悩む人々が多い中で、言葉も碌にわからない幼い魂が毎日異文化と格闘している、これは大変な試練であります。 幸いにアメリカはある意味では非常に開かれた社会であり、新規の来訪者をお客様扱いはせず対等に扱ってくれます。同等かそれ以上の能力が示せれば対等に扱ってくれるし、言葉のハンデについてはハンディキャップ授業すら用意してくれています。多くの国々、特に中国やインドの人々が活躍している事も、未来を先取りしたすばらしい競争社会をつくり上げ、今日のシリコンバレーの隆盛を導いた原動力であります。 子供たちが、この厳しいけどすばらしいベイエリアと呼ばれる地域で過ごした事が、後の人生の中で意義ある経験になるよう祈って止みません。我々はこの基本理念をベースに、今何が求められているのかをしっかり考えて、先生方、保護者の皆様とともに子供達が明るく元気で過ごせる環境づくりを目指したいと思っています。 2002年4月 |
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