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堀井重樹校長
平成14年4月から文部科学省より本校へ派遣。大阪府教育委員会所属。
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先週までの雨は嘘のようで,カリフォルニアブルーの好天気が続きます。海からの暖かい風が一気に気温を上昇させ,季節動くというところでしょうか。3月,イヤオイ(弥生)の音に似て,草木の生い茂るかけ声までが聞こえてくるようです。
本校の若木たち199名(小学部卒業.133名,中学部卒業.
48名,高等部修了18名)もそれぞれに一つの区切りをつけ,本日,巣立っていきます。卒業証書の記名を終え,子ども達一人ひとりの名前を改めて見つめ直しました。その名前(漢字)の中には,大いなる人生への展望や声援,ささやかな幸を願う親心が込められていて,胸の熱くなる思いでした。
歩いた道のりを振り返るいとまのない子ども達にとって,名前にこめられた意味や願いまで感じ取るのは無理としても,困難に直面した時や人生の節目節目の喜怒哀楽に,父や母の温かさを感じ取り,きっと心を揺り動かす力となることでしょう。学校は,そのようなご両親の心を受け止めながら,ご家庭と連携し,一人ひとりの子ども達を大切にした教育を進めていかなければならないことを改めて感じます。
現地校と補習校の二校に学び,それを成し遂げた今,子ども達の笑顔は充実感に溢れています。同時に,子ども達なりに,二兎を追うことの厳しさも噛みしめているでしょう。また,口には出さなくとも,お父さんやお母さん,ご家族の温かい支援に感謝しているに違いありません。この力はきっと大きな原動力となり,これからの人生を切り拓いてくれるものと確信します。日本人としての心を見失わず,大志を温めながら,真の国際人として,羽ばたいてほしいと切望いたします。
2004年2月
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