|
|
サンフランシスコ日本語補習校通信 2007年度 第9号 2008年1月5日(土) |
|
新年を迎えて サンフランシスコ日本語補習校校長 植木進策 明けましておめでとうございます。年末、年始はおだやかな日よりで始まりました。日本では、雪の中や、しびれるような寒さの中で、初詣をしている人たちも多いことと思います。こちらでは初詣というのはあまり聞きませんが、保護者のみなさまはどのように新年を迎えられたでしょうか。 今年は子年、21世紀になり、8年目の年に入りました。新世紀には,時代を変えてしまうような大発見,大発明がよくあると言われます。20世紀の当初はどのようなものだったのでしょうか。20世紀初頭での大発見は,アインシュタイン博士の相対性理論がまずあげられます。時間の経過はどこでも同じであるという動かしがたいと思っていた事実を,この理論では,動く物体の中と外とでは時間の経過が違うという結論を出しています。難しいことは抜きにして,彼の理論から,今日では皆が知っている「光より速いものはない。」とか,原子力エネルギー利用の可能性が生まれてきたのです。 このような偉大な科学者であるアインシュタイン博士も,幼・少年時代は,決してその才能を認められていたわけではなかったようです。彼は,口をきくようになるのは3才と遅く,16才の頃,学校になじめずギムナジウムを退学しています。また,スイスの大学を受験して,一度失敗をしています。大学を卒業後,やっと職に就き生活基盤を得た彼は,実験を繰り返す中から,世紀の大理論にたどり着いたわけです。 21世紀に入った今,新世紀の大科学者や大芸術家がすでに世界の至る所で,将来に向けて勉強をしています。本補習校の中にもいるかも知れません。いや,全ての子どもたちがこの可能性を秘めているのです。これらの子どもたちが,将来,世界を担う人物になると考えると胸が躍ります。しかし,アインシュタインも同じですが,決して怠けていたわけではありません。自分の好きな科学の勉強は基礎から人一倍学習していたのです。 サンフランシスコ日本語補習校では多様な子どもたちに今後とも継続して効果的な教育をしていく所存ですが,こつこつと基礎的なことがらを学習していく子どもたちの努力とご家庭の協力無くして成果は出てきません。お子様に、基礎・基本から努力することの大切さを話し,励ましていただけたらと思います。 また、保護者の方には学校を支える中心として、数々のボランティアでご協力を頂いておりますが、補習授業校の最大の特徴である「お父さん、お母さんが第二の先生」として土曜日以外の日にお子さんを指導していただくこともお願いしているところです。そして、これらの事柄がうまく効果を上げ、スムーズに機能することによって補習校が継続され、これからの「いつか世界の架け橋に」なる子供たちが育っていくのだと思います。 最後になりましたが、昨年中のみなさまの数々のご支援ご協力に対し改めてお礼を申し上げますと共に、本年も本校に対し、変わらないご支援ご協力を頂きますようよろしくお願い申し上げます。 |
|