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サンフランシスコ日本語補習校通信 平成20年度(2008年度) 第2号 2008年5月3日(土) |
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創立40周年記念にむけて サンフランシスコ日本語補習校 校長 植木 進策 新年度が始まり1ヶ月がたちました。それぞれ、1学年ずつ進級し、一段階成長をしたなと感じるところが見えます。しかし、その学年らしさが出てくるのはもう少し先で、それまでは先生方の指導が入ります。例えば、中学1年生は、「まだ小学7年生だな。」のように言われ、はやく中学生らしくなるように促されます。 さて,先月も書きましたが、サンフランシスコ日本語補習校は来年度、創立40周年を迎えます。その間、多くの卒業生を輩出しています。その時、その時の多くの人の援助に支えられながら卒業していった生徒も、今では働き盛りの40代になっている人も多いと思います。かたや、今から補習校に入り志を持ちながら、ご家族一丸となって日本の教育を受けていこうとする子ども達もいます。卒業していった人たちの思いは色々であろうと思いますが、補習校に対する懐かしさ、友だちの輪の強さと共に、今の補習校の在校生を応援する思いは同じであると思います。 今年度、創立40周年に向けて、実行委員会が結成されると思いますが、卒業生のつながりを掘り起こし、サンフランシスコ日本語補習校在学卒業生の会のような、卒業生の活躍を紹介し、また在校生の今を見守ってもらえるような緩やかな「同窓生の様子を共有できる場」が出来ればとの思いを持っています。そして、できれば、今、社会で活躍中の人に、在校生を応援いただけるような機会が持て、在校生の日本語を勉強する意欲を高められるようなことができるようになれば、サンフランシスコ日本語補習校を取り巻く大きな集合体が出来、今後も本校が継続し、この地の日本語教育の中心として活躍を続けていくことがより確かになると思います。 また、切り口を変えて時の流れを見ていくとき、補習校は基盤は弱く、特にいかに多く、協力していただく先生や看護、事務、用務の人材を継続的に確保するかが課題となります。現在、用務や先生の中には補習校を卒業された人もいます。人には人生の中で忙しい時期があります。学生時代の勉強をするとき、結婚して子育てをしているとき、そして人生のライフワークに取りかかっているときなど。しかしその間には、周りを見る少し余裕のある時もあるはずです。その時には青春の一時期を過ごした補習校に目を向けていただき、(そのような情報が入るような仕組みあることを前提として。)できる範囲の援助をしていただける、そのような仕組みが出来ればと思います。補習校で学習をし、卒業すれば一時期を短期間でも用務やアルバイトで手伝っていただき、子どもが出来れば補習校に入れ、保護者となり、事情が許せば先生になっていただく。また、子どもが成長して時間に余裕ができれば、先生や看護、事務などになっていただく。このような流れができ、その流れが止まることなく流れ続ければ、それぞれの人にとって補習校が心の安まる思い出の場となるのではないでしょうか。 もちろん多くの子ども達が日本に帰り、それぞれの人生を送るわけですが、補習校での経験やそこで生まれた仲間やその友情は特に長く続くものです。今ではインターネットを通じそれぞれの年度で、それぞれの組で多くの集まりが出来ています。それらのパワーの一部が現在の在校生に向けられ、在校生が多くの人たちに支えられていること実感できる機会が与えられればと思います。 ところで話は変わりますが、本校では研修の一環として教頭先生(派遣教員)の模範授業を取り入れています。その授業を受けた子どもの保護者の方から、「子どもが授業(模範授業)を受けて、楽しかった。もう一度うけたいと言っています。楽しいと言うことはありますが、もう一度受けたいということを嬉しく思いました」というお話をおききしました。ありがたいなと思うと共に、本年度も先生方と共に研修をし、より多くの子ども達に対応できるような力を付けてもらえるよう、「焦らず、しかし着実に!」を合い言葉に努力をしていきたいと思っております。 |
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